Special!7/16up
構成:安部実奈
女性特有の寂しさだと思っていた孤独感。
実は、男女問わず、存在するものなのかもしれない。
二人の話を聞いていると、そんな気持ちになってきます。
2年間孤独と向き合い続けた、美由紀さんと瞳ちゃんの、写真集についてのトークはいよいよ終盤を迎えます。
自分で突き詰めなくてはいけないもの」
写真集を作っている間の思い出深いエピソード聞かせてもらえますか?
瞳:この写真を撮影した時に「やっと分かってきてくれたね」って言われたんです。
美:ほんと?覚えてない…(笑)。
瞳:(笑)。でも、全部が全部、思いが深くって。
美:そうそう。泣く泣くはずしたカット、いっぱいあるもの。私はね、やっぱり、断然、プリントですね(笑)。
瞳:全部美由紀さんが自分で焼いたんですよね。
美:うん。初めての撮りおろしの写真集だったから、プリントでどう色味をつけて、このページ数をどう構成していったらいいのかってことが、はじめは本当に見えなくて、不安だった。肌の色を、どこに基準を置いて、合せていったらいいのか、着地点を見つけたらいいのか、本当に分からなかったから。とは言え、着地点を決めたところで、毎回安定して同じ色を出せるわけじゃない。1枚で見たらいい写真なんだけど、並べてみたらバラつきがあった、なんて時は、「はぁ、もう一回」ってはじめからやり直したりして、気が遠くなることがたくさんあって。それが一番きつかったなぁ(笑)。
自分にとっての孤独って、何ですか?
瞳:さっきの話ではないけれど、孤独って、自分で覚悟して引き受けて、ひとりで突き詰めていかなければいけないものなんだなって、改めて思います。
美:孤独は、自分一人ってことだと、私は思うの。そして、すごく大切な事だと思いますね。たった一人になった時でも、一人で立っていることが大事だと思う。自立っていうのは、何が何でもそれにしがみつくことじゃないよね。こっちがダメだったら、こっちに行けばいい、それでもちゃんと一人で立っていられるってことだと思うの。これからも、私はそうやって、自分なりの「ホンモノ」を探していこうと思っています。それが、本を買ってくれた方や、私の作品を目にしてくれた方に届くように、真面目に頑張ろうと思っています。
瞳:自分に出来ることを探して、伝えていけるように頑張っていこうと思っています。まずは、多くの方に、この写真集のメッセージが伝えられるといいなって。
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